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増加し続けるM&A

現在日本のM&Aは8年連続で増加しており、年々活発になっています。
2019年レコフデータが行った調査では、2019年に日本の上場企業が関連したM&A件数は過去最高の4,088件、2018年の3,850件と比べて約6.2%増となっています。

2019年のデータから件数の内訳を調べてみると、特に多いのは売り手・買い手いずれも日本企業であるM&A(IN‐IN型)でした。

次いで、日本企業が買い手で外国企業が売り手になるM&A、外国企業が買い手で日本企業が売り手になるM&A(IN‐OUT型)が続きます。

2020年第1四半期は約1,000件のM&Aが成立しており前年に迫るペースでしたが、2020年5月現在、世界的なコロナウィルス危機の真っ只中にあり、例年のような見通しは立たない状況といえるでしょう。

2019年のデータを見ると、M&A件数は前年より多かったものの、金額に関しては18兆295億円で前年比38.5%減という結果でした。